はなればなれに BANDE A PART

下高井戸シネマで『はなればなれに』(Bande à part)、絶賛ロードショー中



だけど悲しいかな、行けそうにない

W杯、試合の合間に鑑賞しますよ~。


肌をさす冷気がこころよい冬のパリ。

ある冬のパリ。2人の青年、フランツ(サミー・フレイ)とアルチュール(クロード・ブラッスール)は、推理小説マニアの親友どうしで、性格は正反対だが、英語学校に現れた美しい生徒オディル(アンナ・カリーナ)に2人とも一目ぼれしてしまう。オディルは、北欧の国からおばの住むパリにやってきたのだが、どうもおばの家には大金が隠されていることを知る。

フランツとアルチュールは、オディルを巻き込み大金を盗み取る計画を練る。いざ犯罪決行の日が来たが、次々に事態はおかしくなり、ついにアルチュールが撃たれてしまう。フランツとオディルは逃走、貨物船に乗り南米へ。フランツとオディルの冒険は続く。

Wikipediaより)


踊るよね、マジソン・ダンス。

ルーヴル内を最短見学時間で駆け抜けるシーン(これ実際やってみたい)も、
沈黙ゲームのシーンも、
ミッシェル・ルグランの音楽も、
楽しくてしょうがない。

政治的な話題も出てこないし、
理解に苦しむ台詞もないし、
ただただアンナはかわいいし、
ゴダールの中でも大好きな作品。

23歳のアンナ、この瑞々しさ。

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哲学論じてインテリぶってるフランス人のイメージからかけ離れた、
ちょっと抜けてるおばかキャラ。
だから余計構いたくなるのよね。
撫でたい。

男二人女一人の青春群像劇と言えば、
トリュフォーの『突然炎のごとく』も好き。

男一人女二人バージョンは
ジャック・ロジエの『アデュー・フィリピーヌ』!

ってブログ書いてる間に見始めないと、ブラジル戦始まるってば。

あー、この映画観たら、また前髪切りたくなるんだろうな。